望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

プラチナ魂


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プラチナ魂 


人に踏まれること 犬の立ち小便に戸惑う少なさ
夜中の公園は男の隠れ家


美的希少を育み珍重 

路傍の石を地中へ抹殺
金銀への変化を許諾しない公園周囲
ベンチで男は様になる女の咥え煙草 意味深な煙りを吹いて静寂 漆黒をかき混ぜ一等星の輝きと自己対比

 

金銀銅の格付けマラソン

自分を査定されることに金属疲労
斜陽の銅である証明書に頷きサイン
崩れかけた精神の内申書に仮サイン
カクテルライトを防眩する
プラチナ魂へ震い立つGoサイン


詩集「自分の感受性くらい」読み返し躁鬱の見境 
人間能力の比較対照を脱却

 

公園に夜は明け始め曙のプラチナ魂へ


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