望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

限界峠の正義


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限界峠の正義


岩石は鋭角な切っ先でむき出し

秋冷に若君は率先二輪 
意識がいの正義 意志は罪悪群雄
鋭角な岩に飛び込んで左側の権威

脳発信元の基地 スマホは天命にすりかわる
秋山に紅葉なす動じない摂理
痛感な秋模様 山中の三叉路に
期待のランナー眠る


手と手をつないで山村の袋小路 狭い鋭い季節風に曝されても連帯

山火は摂理に従い走るだけだった
遠い深い森へ 秋の奥地に時流
赤 黄色 古木よ若木のエッセンスに習え 自ら去来する自念の謙虚さを恥辱で下道とするな
単調なまま限界を僕とするな
決起こそ限界を凌駕
すぼまる山道 縄張り範囲の獣道
峠の先に富士山の時代は来る


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