望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

テーマパーク盛衰


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テーマパークの盛衰

 私の思い出に残るテーマパークは修学旅行で初めて行っ奈良ドリームランドだ 
慰安旅行 個人的に一番多く行ったテーマパーク
ゲート付近がディズニーランド風 徳島県にない規模で田舎者にはドリーム 夢のような場所だった


京都太秦映画村も江戸時代の町並み 時代劇の撮影場所として憧れの聖地 水戸黄門 遠山の金さんなどの撮影風景 出演俳優にも会えたし思い出深い 


子供の頃から脳裏をかすめるテーマパーク香川県にあったナショナルハイランド 行きたかった讃岐の国 ズツト 私の中で漂流するテーマパークになった 


テーマパークの存続はリピーターを如何に確保するか その為には巨額の資金と新しいアトラクションの展示 アイディア不可欠 消えて行ったチボリ 岬公園 スカイランド眉山 鴨島遊園地 
時の流れと言うより 世間が飽きっぽいのだ

 
香川県にあるニューレオマよ 一日も長く存続存在してほしい


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ときめき広場

 

坂道をゆっくり下る

ドンドン田園は広がっていく
そこに至ろうとすれば青く霞む山々になってしまう
坂道を降りきると同じ目線であたふた

空気フーッとくすぐったい感触で広場は幻へひろがりそう


それはときめいた場所
透明な緑の伸び代
田園の片隅どころか至る所にあったはずなのに
田んぼ真ん中に取り残された廃校 ブランコと止まったまんま
ピクニック公園で敷いた淡いナフキンは徐々に縮まり
敷き詰めたい青々したナフキンは我を包み込んだ


ふわふわな自分の袋から

ときめきを呼び覚ました時
透明感を取り戻した肉体は山々にトキメキ広場
鼓動する粒子が葉脈を流れ 真逆の裏側に梯子を掛けている私


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