望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

崩壊した3月以降

崩壊した3月以降 レストランに輝度は聖女 時節は一環した主義主張 水分で変容していく精神革靴 教養 雀をパーチク述べさせる 礼儀 冷感的な感謝を配してアレルギー能面 桜は冴えて泣きながら3月以降 魔法使いは老婆心ではなかった ソクラテスを違憲者と投…

からし菜まつり

からし菜まつり 四季折々 変革する角度 川土手の今昔に慄然たってからし菜 アクリル板に押し花と挟まれた強味 熟成のブランデー樽に上澄で答える葡萄畑を荒らすことはなかったオリーブ油に浸されても食味をまして土手に棲んだ見終わった桜桃を愛唱 ドンドン…

四角に鉄瓶

よすみに鉄瓶 竹藪に名を伐られた土蔵は黒白 赤土を塗られた壁を被り質実剛健は銀の太刀に存ずる座を外し円を共有 四角に一歩二歩足取りは並 足跡は浅く濃厚 湯ざめて青光る鉄瓶 竹炭を振りかけ千鳥足 竹繊維に馴染んだ航海は時の底に羞じらう真空の座を見定…