望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

杉林に銀河

杉一本へ帰還 煌々と杉林を照射する月明かり 月はねて夜空を月色に馴染ませようと杉山に降るよ 百分の1に始まり百分の二百へ分れ目 一本上り三本目で転がり月光を透かす枝を張れ杉林は続く 38万キロに月を仰ぎ杉山に育った裏山の夜空父へ銀河をはしらせる …

積年10X―year

梅雨の変遷 X年前の梅雨時期 農家に縄編み機 トーミなど百姓道具の納まった小屋が立っていた 屋根には朽果てることを象徴するように雑草 しとしと雨が地面に波紋を描く 雨小屋の倒壊を憐れむように小屋の姿をぼやかすのだった それだけの小屋なれど 江戸時…

なりすまし梨

梨という読み方 梨 この漢字をナシ リと読むのか 読めるのか学習して叩き込まれたものにしか読めないのではないか学のない私は漢字について感じるのです 当用漢字 その他の漢字にしても正論的成り立ちであろうが 何点と数字で数学的理論では成り立っていない…

アイスレイン

好きなアイス ファミリーマートの多分 独自ブランド チョコ&バニラバー 昭和時代 チョコバー商品の味わいを保持しつつほどよいアイス感がたまらない金時あんこ饅頭バー 大概のコンビニ スーパーに置いてある 濃厚なバニラと つぶあん 文句なし旨い 幻のアイ…