徳島市より剣山を遠望 九十歳の峰々 絹子 独り九十歳夫 娘を見送った大風に葉っぱもがれ枝骨は折られてでもブラリ周囲360度の枝枝に護られて辿り着いた九十年 白髪を越える年季の入った深い顔 迷路の数だけ九十歳小枝の細々とした身体に鋼の骨組み九十歳 絹…
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