望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

背中合わせの生一本


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中合わせの生一本


背中と背中で重なる何か
透明ボード一枚で見えてても正体不明の罠
肉体を脅えさせ更に威嚇

 

善なる魂はマイクロフィルムの中で閉塞
中合わせで前は見えても行き先は180度方向に不明

 

生一本 何が何だか行き詰まった囲いの中 背中合わせで無色の柱


今見え隠れする戦火

何が何だか戦火へ突き進む寸前
生一本のクロロフィル遠い背中合わせ

無限の背中合わせに詰まっていきそう


生一本のクロロフィル
戦火の渦に巻き込まれ 
緑の光りはブラックへ加速を始めた


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