望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

桜と共に重力を翻す


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ソメイヨシノ阿南市桑野川

「桜桃の花によせて」

春 待ちわびた春 悲しいかな 春は桜の花のようにアッサリ行きすぎてしまう

きれい美しい桜桃の花満開 春の短さに輪をかけてはかなく
泣きごと一つ 不平不満の数多く語らず
春風に乱舞 春爛漫に昇天

知能と英知を有する者よ
短い人生の過程 泣け 怒号 憤懣に悶え
最後にノタウチ昇天 
安らかに昇天するか

人にアッサリと散る勇気はいらない
人を散らす悪事もいらない

過去世  無念の内に散った命花は限りなく
今  手向ける花はなく殺戮の地上

遠くない未来
 赤い鮮血に散る花は咲かせない

悲しみの春は二度とみたくない

 

春の孤独人


花の宴に春霞たなびく

厳寒をしのぎ花遊び

花を愛でる年数を重ね
旅路は縮まる

人里の花に隙間
花と花のdistanceは宇宙
星と星は光って新な異次元

孤独人は花祭りを愛でる

春一瞬の花祭り

木の花 地の花を確かたい

春のすべてを抱きしめたい

短かい春に縮まりたくない

縮まる恐怖を孤独に追い込んで

春の旅路へ孤独人はおもむいた


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