望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

ヘチマsponge


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ヘチマsponge


ヘチマ束子で濾過すべき云々

ヘチマ束子の繊維感に濾させる
皮膚に波紋を描こうとしていた

三角刀を振り上げる限界

生き様を表に泥濘を進みながら

錆びない鉄瓶に刻む青い鳥
耳鳴り癇の虫 

銅板にノイズとしてリトグラフ
深く彫り混んで傷も蒸れ


嗚咽 日照り続き塩気の茂草

本音 飛び出す前に唾にまみれた
おーい ヘチマ束子よ砂漠を濾して海をみよう


朝日を待ちわびる立ちんぼ
ああ 渦潮に引き込まれて云々 
大波に小波に払戻して


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