望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

田舎むすび


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田舎むすび

 

仕事師を手繰ってあの日

記憶の白雲はキラキラ

さざ波 波飛沫に昇る心旅路

春の雪を淡い心痛としのぎ
我が家 鶯とともに春よ 
白梅をこよなく愛した
世間並に家をとまっしぐら
早朝より日暮れまで田舎むすび

田舎むすびを日々とした仕事師

 

あの日の仕事師を呼び覚ましたい

こよなく恋しい面影か仕事師

負けるなと尻を叩いた本音

海苔のかおる波打ち際に止まらない

そこからの時間を田舎むすび


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