イラクサ蔓延る部屋
イラクサ部屋
イラクサ蔓延った日常部屋を行き戻り
こんにちは イキイキ山河にありて幾年歳
誰かさんよ 声を掛けたい
あんた誰かさん違うのか
次から次 玉水を蓄えたイラクサ部屋
話し掛けたい言葉でつまづく
おーい猫 こっちこい子
路地を横切ってふてぶてしく走り出すどら猫
あーあ 行ってしまうか
蔓延るイラクサ部屋から冬へ潜り込んで行く
山を駆け上ってまだまだ霧中
河幅を満面にして水粒の記憶は玉水でさらり
あした地下水に還ろうと大地を示す普遍水蒸気
大野大地を筆頭する海岸段丘に日本原風景が広がる
梁瀬の原生林を源流とする 野根川 その他の河川
北川村 馬路村 山合の地区に柚子の香りは匂いたつ
平野部の町 安田 田野 東洋 室戸市 奈半利町のなはり語感は哀感と風景 郷愁は込み上げる
恋巡礼 室戸半島
山の奥深く魚簗瀬美林よ 浮き世の悲哀を映して雨模様
濡れて凍てつけ淋しさよ!人の温もり恋しくて ふれあいの旅路へ 私は恋巡礼
あぁ…室戸半島!南へ南の海が私を呼びます 春海 春待ち岬☆彡
朝靄の野根山古道 いにしえ人の悲恋が風花と舞う小径
雪解けて陽向へ涙よ!あの人の面影求めて さすらいの旅路へ 私は恋巡礼
あぁ…室戸半島!南へ南の風が私を呼びます 春風 春待ち岬 (^_^)v
青春波浪
月光を掠める雪雲は素早く
満面に白雪をつかわせる
山シルエットは地味な女心
月を奏でる潮に湯浴みして 波浪を黒髪へ銘肝する放浪
波飛沫に黒髪の涙をといた
二輪ダイナモは懺悔を回し
踏み込む脱色の重荷
昼夜ふらふらに駆け抜ける
金髪に霰をもっともっと
風花を柔肌にもっと
紅色を弾ませたい五十坂
青春波浪に砕けた心鏡
一つ復讐 一枚の闘志
心鏡の破片と金髪ロード