望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

岸辺の貴女


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岸辺の貴女


岸辺は季節の花により美化される
花の心はバクテリアからの自立
汚染された花の小さな胸に私は巣くいたい
紫外線の言葉でバクテリアを死滅させるメタリック塗装にもなろう
花は貴女であって 母性愛は木漏れ日に焦がれよ
貴女の心の鼓動を口説きたい
私は無情の心砂漠で泉に沈む
貴女の岸辺に子宮をあげたい
あなたの心 女を食い破ったバクテリアに今 貴女の毒力に男であろう
貴女はその力で男力を見定め
私にメタリックな情欲の色をもたらした 有り難う貴女は母性


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