望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

とかく青石に鳴き波


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とかく青石


はぐれ青石さん現住所

整地にたて割れ縄文ナイフ
チラチラ内部に硬度チラチラ
海に偲ぶ花火は花弁
地に埋もれまい反抗反旗
とかく鳴き波か歴淳に大浪
押し寄せる地の轟き
引き込まれる花魂
寸分先へ払い退ける誹謗
踏み込む足裏の数に本望
花火鎮魂を整然整地

 

盗掘された青石本籍

奥山に顔出し水光る谷川
温厚硬度は剥がれる甘色

自然に歩調する深み

とかく山に整合は優柔
されど激流に迎合する強度
とかく鳴き青石は山懐
フカミドリへ流れる時と一対
山を主とする心に儚きもの


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