望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

ときめき秋空7000m


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トキメキ秋空


未成熟に光波動は指先から春めきトキメキ
僅かな酸素で七色に到達
壷洞窟を酒倉芳香で充実 
更なる碧空を暗示して亀裂
秋上空7キロ 碧空を割り切れないジェット音

自然発火した爆竹の狂おしさを発信

アケビの種子一粒を選別できない憔悴感

熱いブルーの居心地にささくれる

 

秋真下 誕生純熟度 熟成 
橙色は柿色 緑は堕ちてカラス色
グリンから一粒落下する栗色
僕はこの秋 宙返りする紙飛行機を目視
宙返りする瞬間 あの秋のトキメキを嗅いでいる


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