望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

登頂へ向かう領域


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197X年 ○○ 私はヤングオゥオー(^o^)だった ホンダCB50に乗って高丸山登り口まで発進 
私のバイクは上り坂にとろく 何キロも続く上り坂ではエンジンが過熱 プルプルと音を発して停止 始動させてを繰り返し悪戦苦闘の三時間 登り口についてサンダル履き 50分で頂上についた
それが人生最初の本格的登山 数年後に剣山 最近に
奥槍戸から剣山トンネルを抜けてジロギューをあおいだ 峠からの展望は別世界
まさに此処にしかない天空の楽園だ
高丸山とはネットより引用
高丸山は、徳島県勝浦郡上勝町と同県那賀郡那賀町の境界に位置する山である。標高1,438.8m。中部山渓県立自然公園に属する。四国百名山指定。高丸山東斜面は徳島県立高丸山千年の森として整備されている

 

 


 領域


山と成り上がる領域

自滅する鋼鉄枠を予期

破壊される境界を予感
権力にあおられし権威
排水口に流れて大瀑布

鳩に己を喰わせてにわか雨

椋鳥とあばいてくる逆光線
光に震える日陰に沈む領域
生きとし生けるもは森林


雨に徒党を組む椋鳥
雨粒をはじいて迷い鳥

防水加工を知られまい

橋脚下をネグラに糞で占領

椋鳥と鳩に為りきり交互
リメイクはチュンチュン 

一人ぼっちの森林ねぐら
カラスに喰われちまう
乾いた濡れた路面の分れ目を見抜けない徒党
近隣で不確かな領域

ざあざあ雨 晴れ領域
椋鳥にやられてしまう


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