望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

紺碧を守り抜く

最寄り駅はビーチ 田舎の臨時駅season off・平穏な夏には海水浴で賑わっていた砂浜が、新型コロナ 天候不順で 潮騒の音だけが響いている。徳島県海部の田井ノ浜が一番美しく輝く季節は秋 秋の訪れは間近 水は澄み渡り潮風が頬をなでた。透明感のある空気、数…

波は降りしきる

東洋町甲浦 白浜 今日は何故か 目的もなくさ迷った気がつくと高知県東洋町甲浦にいた 遠浅のビーチがあり 夏は海水浴で賑わう 白浜ビーチである私が初めて訪れた時の白浜ビーチは 何にもなく本家ビーチがあるだけだったが 今は道の駅が整備され 特産品を取り…

地道にジェミニ

夏の苦手害虫 休耕田に雑草がはえる早さに驚愕 近辺では稲刈りが始まった せっせつと草刈り 異常にコオロギが大量発生していたのだ 例年とは比較にならない数 秋虫のコンサートが始まる時期 我が家の周囲ではコオロギ キリギリス クツワムシ マツムシの鳴き…

patagonia750

patagonia750 patagoniaバックプリントは華麗に750女性ライダーpatagonia文字を背負って 爆音はヒロインに途切れスロー再生で街頭を走り去る先 赤ん坊を抱いて寝かせようと patagoniaセルパに誠実成分はきわまる厳格 patagonia大地 一人ぼっちのセルパ 牛の涎をか…

杉林に銀河

杉一本へ帰還 煌々と杉林を照射する月明かり 月はねて夜空を月色に馴染ませようと杉山に降るよ 百分の1に始まり百分の二百へ分れ目 一本上り三本目で転がり月光を透かす枝を張れ杉林は続く 38万キロに月を仰ぎ杉山に育った裏山の夜空父へ銀河をはしらせる …

積年10X―year

梅雨の変遷 X年前の梅雨時期 農家に縄編み機 トーミなど百姓道具の納まった小屋が立っていた 屋根には朽果てることを象徴するように雑草 しとしと雨が地面に波紋を描く 雨小屋の倒壊を憐れむように小屋の姿をぼやかすのだった それだけの小屋なれど 江戸時…

なりすまし梨

梨という読み方 梨 この漢字をナシ リと読むのか 読めるのか学習して叩き込まれたものにしか読めないのではないか学のない私は漢字について感じるのです 当用漢字 その他の漢字にしても正論的成り立ちであろうが 何点と数字で数学的理論では成り立っていない…

アイスレイン

好きなアイス ファミリーマートの多分 独自ブランド チョコ&バニラバー 昭和時代 チョコバー商品の味わいを保持しつつほどよいアイス感がたまらない金時あんこ饅頭バー 大概のコンビニ スーパーに置いてある 濃厚なバニラと つぶあん 文句なし旨い 幻のアイ…

精神平野

精神平野 ケバケバを纏うを所以尖圭を潰す近回り時計を発芽させる欲望に駆られる 小心を平野に隠しての闘争遠回り近回り時計よサヨナラ 満たされる日々の路傍の石でよい のどかな牧場に巨体をゆする揺り篭 牛たる所以は牧場の仮想 雑念 追い越していた 野牛…

登頂へ向かう領域

197X年 ○○ 私はヤングオゥオー(^o^)だった ホンダCB50に乗って高丸山登り口まで発進 私のバイクは上り坂にとろく 何キロも続く上り坂ではエンジンが過熱 プルプルと音を発して停止 始動させてを繰り返し悪戦苦闘の三時間 登り口についてサンダル履き 50分で…

夏 ご飯たより

何にもしたくないとか 忙しいときは シラス丼徳島県和田島はシラス漁の本場 和田島の釜あげしらすは高価だが価格に見合うだけのうまさ釜あげしらすをコシヒカリ炊きたてのご飯にのせてすだちを絞りだし醤油でいただく 夏バテ 食欲のない時は有難い元気になる…

スマホ小出し進化

スマートフォーンのメーカー その年の新製品を前年度の製品より味付け もうこれ以上の進化はないよな主張するしかし技術の小出しで毎年小出し進化の新製品を出してくる そして最も不可解はスマホのcpu Snapdragonとかいうのは 前年度の物より20から30%の機…

流行と言う感覚

雨の日に必要な雨具 雨靴 レインコート カッパ傘 ポンチョなどあります私は昭和世代でありますがここに数年 若い女性が雨の日に履いているレインブーツ 流行何だろうけど 私には田植長靴を連想させる ズバリ○○化成の田植長靴だ流行とは回帰するというが業界…

懐古 スワラジ劇団

197X年代 徳島県の田舎において 生で観劇する機会は皆無だった○○2年生の時 講堂でスワラジ劇団公演を観劇したのが最初だストーリーは覚えていないが イーハトーブと言う単語だけは頭の中に存在していた それは銀河鉄道の夜 公演だったのだろう生のスワラジ…

ラブソングを超越

20年前迄によく聞いた曲 尾崎のアイラブユー TUBEの十年先のラブストーリー 中村雅俊の願い HOUND DOGのONLY LOVE 徳永英明の最後の言い訳 アイランドのstay with Me ラブソング バラードの名曲だった 最近は現実に立ち向かう やる気になる男への応援歌 姿憲…

ふくよか半円

佐喜浜町の放牧牛 室戸半島 海 山 川 素晴らしい自然の宝 観光地とは違う無名な場所ながら ここは室戸ジーオパークに属し正式な観光地だ 幾度 尋ねても新しいなにがしかの発見がある 室戸市佐喜浜町 佐喜浜川をさか上ること1時間 小坂山を仰ぎ見る平地に ジ…

ティファニー銀1g

苦手な食べ物 全般に漬物はだいの苦手とくに沢庵という大根独特の強烈な匂いがたまらなく駄目だ刺身につく大根の千切りは難なく食べる物心ついてから食べたことがないし どうして食べられないのか不明 子供の頃の厭な思い出弟はバリバリと沢庵を食べていた …

何度も読んだ本

何度も読んだ本 思春期は読書も旺盛 そして性に目覚める年頃 何度も読んだのは旺文社の文庫薄いグリーンの箱カバー入りで豪華だった フランスの女性作家シドニー=ガブリエル・コレットの青い麦を何回も読んだが 性描写はないのに鮮烈年上の女性に憧れたもの…

麦よ喜望峰

高松市 多肥上町の麦畑 高松市中心部より南 直線で5キロの郊外で麦畑を発見した多分 讃岐うどん原料となる麦畑だと推察した讃岐うどん原料90%は 海外からの輸入品だそうだ それ故に地元の麦畑讃岐うどん原料10%の小麦で有ってほしい地元 高松平野で収穫され…

ガーデニング詩歌

ガーデニング詩歌 家の敷地で毎年 緑のカーテンは展開している去年に引き続きゴーヤは種蒔きから三週間経過 発芽なしないので昨日 ゴーヤ苗を購入して移植した本年は休んでいる畑 五坪ほどで野菜キュウリ 枝豆 にら ホウレン草花はコスモス ホウキグサを向日葵 …

昭和のバラード

となりのトトロで描かれた昭和時代の日本風景・和歌風景が、郷愁を思い起こし憧れへ駆り立てる。また、昭和時代の紙芝居の情景・歳時の挿し絵描写が、おぼろな春のような感覚でおおらかな味わいがあった。さまよう季節 春春春 孤独感春は孤独と儚いがゆえに …

薔薇の観覧車

私の休みの癒し 愛車で山合をドライブすることだ林道からの景観を楽しんだり 山と山との向こうにお伽の国 ユートピアが有りそうで 馬鹿馬鹿しいことに馬鹿一になっている 先般 偶然通りかかった民家に薔薇が美しく ご主人に了解を得て鑑賞させて戴いた散策し…

今日の空を明日へ

今日の空 春より届いた水色の手紙だ あべ静江 ヒット曲 みずいろは涙色そんな便せん((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ 歌を口ずさんで水色をプラス思考にとらえた ビリジアン絶唱」 ビリジアンの手紙は届く 山 平原に光のつぶてビリジアンに生かされる ビリジアンの壁に…

青春オレンジロード

青春映画の定番 私にとっての青春映画 マイケルJフォクスのバック トゥ フュチャーですタイムスリップものは中学時代に夢中になったsf小説夕映え作戦 ハマってからsfタイムトラベル物語 いいね! 80年代のビデオレンタル黎明期 レンタル店にで偶然借りたのが…

グリーンカーテン

ウンウンうなる暑い夏 今年も間近 グリーンカーテンの設置ゴーヤ 千成瓢箪の種蒔きをした 昔の我が家は茅葺きの百姓家だった 土の庭に梨 いぬまき かし にっけい 柿 ぐゆみ 桧に囲まれて 風は涼しく 文明機器を使う冷房は必要なかった 今はゴーヤカーテンで…

テーマパーク盛衰

テーマパークの盛衰 私の思い出に残るテーマパークは修学旅行で初めて行っ奈良ドリームランドだ 慰安旅行 個人的に一番多く行ったテーマパークゲート付近がディズニーランド風 徳島県にない規模で田舎者にはドリーム 夢のような場所だった 京都太秦映画村も…

春懐より狂想曲

春懐より寒暖差は狂想曲 桜サスペンスに一憂はアラート時代ボックスはガタガタ 平安に腰掛けた貴族は優美 ウーンと香を焚いて桜木箱喜劇シナリオにウーンウーン 花切狭に板挟み紫式部 笑いを綴る桜木箱に苦悶 春と桜に微妙な電磁空間動機不順を距離計測ミリ間隔は凡そ曖昧な感…

早咲きツツジ真理

ツツジ一本早咲き満開 4月初旬 この時期に徳島市ではや満開のツツジを見つけたこの一本だけなのかツツジは話さない 過去の経験から 徳島名産のタケノコ掘り 終焉になるゴールデンウィークにツツジは満開になるのが普通だった 近年 私たちの経験してきた自然…

桜と共に重力を翻す

ソメイヨシノ阿南市桑野川 「桜桃の花によせて」 春 待ちわびた春 悲しいかな 春は桜の花のようにアッサリ行きすぎてしまう きれい美しい桜桃の花満開 春の短さに輪をかけてはかなく泣きごと一つ 不平不満の数多く語らず春風に乱舞 春爛漫に昇天 知能と英知…

緑ヶ丘にあれ

緑ヶ丘 ラジオから小学唱歌 おとぎ話のラジオ放送 児童はセピア窓から聴いてる昼間を冷静に描く児童 綿毛の着地点を追わない 両足で捕捉した野道の先キラキラと見つめた 声をかけたいオジサン懸命に君 君と窓をゆらす手を差し伸べる程に蛙ポツポツ湧いてくる星…